
これは知り合いのレジ決済のシステムを扱う仕事についている
知り合いから聞いたお話を私なりに簡単にまとめたものです
参考になればと思います

- 個人店と大手とはやり方が違う
- 個人店の仕組み
- 大手チェーンが難しい理由(ここが本題)
- ① 商品一つ一つが登録済み(重要)
- ② 本部システムと連動している
- ③ 会計・税務処理が変わる
- ④ 軽減税率との整合性
- ⑤ キャンペーン・ポイント・割引との連動
- ⑥ 全国同時変更の難しさ
- ⑦ テストが必要
- 予めの決定がどうして重要?
- 具体的には
- 事前にこれだけのことを前もってやっている
- ① 消費税ゼロをやる可能性を考える
- ② “戻す前提”がややこしい(2年限定?)
- ③ 税金ゼロは想定外のケース
- 「じゃあ海外はどうやってるの?簡単そう」
- 例えばドイツの場合
- ① 税率を“外出し”しているから
- ② 海外は税務ソフトが超強い
- ③ 海外企業は“変化に慣れている”
個人店と大手とはやり方が違う
👉 個人店:レジ=単体の機械
👉 大手:レジ=巨大なシステムの一部
ここがすべてです。
小さなお店のレジはシンプルなんです
大企業のレジは効率化のために巨大なシステムになっています
(何万もの商品の値段だけじゃなく在庫管理やキャンペーンなど細かい設定を一括にしています)
個人店の仕組み
- レジ本体に税率設定がある
- 「10% → 0%」に変えるだけ
👉 つまり
“設定変更だけ”で完結するんです
すごくシンプルなんです
大手チェーンが難しい理由(ここが本題)
大手はレジ単体じゃ動いていません。
何度も言いますが
大きな巨大システムと連動しています。
① 商品一つ一つが登録済み(重要)
大手は”効率化”のためにすべての商品に
- 価格
- 税率(10%・8%など)
を登録しています
👉 しかもその商品は大手になると
何万〜何十万点となり規模が違います
② 本部システムと連動している
レジは実はただの端末で、業務効率化のために
- 売上管理システム
- 在庫管理
- 会計システム
- 本社サーバー
などが繋がっています。全部ヒモづいています。
税率変えるとなると全部影響してしまうんですね。
③ 会計・税務処理が変わる
企業は
- 消費税の申告
- 仕入税額控除
をしています
消費税がある前提のシステムにしちゃってんです。
税率ゼロになると「あれ?ないの?」と
計算そのものが変わるので
システムの混乱に繋がるらしいです。
消費税ゼロだなんて考えてない未来だったんでしょうね。
④ 軽減税率との整合性
今は
- 食品:8%
- それ以外:10%
この仕組み前提で作られている
複雑な設定です。
ゼロにすると全部作り直しレベル
⑤ キャンペーン・ポイント・割引との連動
例えば
- 税込み価格で割引
- 税抜き価格でポイント付与
税率が変わると
全部ズレることも大変めんどくさい。
効率化どころじゃないし、サービスとして終わってる。
⑥ 全国同時変更の難しさ
大手は
- 数千〜数万店舗
👉 一斉に変更しないと混乱
(っま、コレは分かりやすい例ですかね)
⑦ テストが必要
これが一番現実的な壁👇
- 計算ミスがないか
- レシート表示
- 会計処理
ミス=大問題(お金・信用)
クレームが殺到する怖さ。信用が第一だから。
④ だから「どうしてすぐできないか」
👉 個人店
→ 「設定変えれば終わり」
👉 大手
→ 「システム全体を作り替え」
大幅な時間を取られる(本来の仕事時間をものごっつ取られてしまう)
⑤ よくある誤解
「税率0にするだけでしょ?簡単でしょう?」
👉 半分正解、半分間違い
✔ レジ単体なら簡単
❌ 企業全体ではめちゃくちゃ大変
⑥ 結果的に出来るけど現実的でない
👉 「技術的には可能。でも実務的には大工事の内容」
⑦ 過去も大企業は苦労した経験がある
実際、過去に
消費税が5%→8%→10%になったときも
👉 企業は
- 数ヶ月〜1年単位で準備
- 巨額のシステム改修
(誰が払います?結局消費者の負担になる)
をしてます
まとめ
👉 個人店は“設定変更”だけでOK
👉 大手は“システム改修プロジェクト”
だから
👉 「すぐできる / できない」の差が出ちゃうんです
過去一斉にできたのは(出来たように見えたのは)
「事前にめちゃくちゃ準備して、日時を決めて切り替えたから」です。
逆に言うと、その準備があるからできたんです
① 過去の変更は切り替え日時が予め決まっていた
過去の増税(5%→8%、8%→10%)は
👉 「〇年〇月〇日 午前0時から」と法律で確定していました
これが超重要です。
ちゃんと時間を掛けて計画がたてられたんです。
予めの決定がどうして重要?
予め決まっているならば企業はこう動けます👇
- 半年前〜1年前から準備
- テスト環境で検証
- 本番用のデータを用意
- 当日の切り替え手順を作る
“予告付きアップデート”なら対応出来る
② システムは前もっての「切り替え前提」で作られている
それから大手のレジや基幹システムは、実は最初から
前もって、税率が変わる前提で設計されています
(予定時間の設定が必要)
税金ゼロを今からすぐ行なう
なんてことは考えてないんです(確かそういう話でした)
具体的には
- 税率を「10%」と直接書かない
👉 「税率マスタ」という設定で管理
(コレは素人の私には良く分からないけど) - 「いつからこの税率を使うか」を指定する必要がある
👉 例:- 2019/9/30まで:8%
- 2019/10/1から:10%
だから前もって準備しているとちゃんとその日付で
自動で切り替わる仕組みはできる
③ それでも現場は大混乱
前もって準備して「自動で変わるなら簡単では?」と思いますよね。
でも実際はしっちゃかめっちゃかです
事前にこれだけのことを前もってやっている
- 全商品データの確認
- 軽減税率(8%)の対象整理
- レシート表示の変更
- ポイント・割引ロジックの調整
- 会計・税務システムの改修
- 全店舗での動作テスト
なので実際には数ヶ月〜年単位のプロジェクトが必要。
なんでここまでめんどくさいんだと思ったかどうかはしらんけど。
変わらない不偏的な日常ならほっといていい所なのに、全部変更かよ!となる
④ 当日のしっちゃかめっちゃか
変更当日はこうです
- 深夜にシステム切替
- 店舗ごとに確認
- トラブル対応待機(ITチーム待機)
怖くて寝られたもんじゃない
見落としはないか?とかシステムがちゃんと稼働するか不安しかない
⑤ じゃあ「消費税ゼロ」は無意味?
ここが今回の本質です👇
このプロジェクトは消費者のために本当になるのか?
① 消費税ゼロをやる可能性を考える
景気対策としてやる場合は早急な取り組み、改変が必要になる。
極端な話政府からの要望で「来月からゼロ」など急になる可能性がある
→ 準備不足で混乱するに決まってる(むちゃぶりもいいとこ)
② “戻す前提”がややこしい(2年限定?)
増税は「上げるだけ」でいいのですが
今回の景気対策として行なう内容は
- 0%にする
- その後戻す(2年限定らしい)
👉 システム的にかなり複雑(現場は吐きそう)
③ 税金ゼロは想定外のケース
今のシステムは
- 10%
- 8%
2種類の税率前提で固定されています
👉 0%は想定外のパターンになるわけです
消費税ゼロの未来なんて考えてなかったんでしょうね
(大事なことなので2回目言いました)
⑥ まとめ(シンプルに)
👉 一斉変更できるっちゃできる(時間とお金が掛かるけど)
→ 事前準備+日時固定+想定内の変更
👉 難しい理由もちゃんとある(重要)
→ 急(ちゃっちゃとせよ)・複雑(また元に戻す)・想定外(ゼロベース)
⑦ 簡単に言うと
「時間が掛かるけど変更はできる。
でも急な変更は地獄」
「じゃあ海外はどうやってるの?簡単そう」
👉 海外も実は「簡単にやってる」わけではないんですよ
👉 ただし日本より“変化に強い設計”の国が多い事は確かです
① 海外とのちがい(日本との大きな違い)
まず前提として
国の考え方などがそもそも違う
👉 日本:比較的「固定された税率」が長かったので大企業のシステムが変化に対応していない
👉 海外:税率がよく変わる前提
例えばドイツの場合
- 通常:19%
- 一時的に16%へ引き下げ(景気対策で変更)
つまりわりと柔軟に
「上げる・下げる・戻す」を普通にやってる
👉でも日本はそうじゃないですからね。
今までそうやって
経済回復をして来なかったんです
(ここ非常に重要です)
① 税率を“外出し”しているから
海外のシステムは変化が多いからか
👉 税率を完全に別管理(APIやマスタ)しています
- 商品 →「パン」(例)
- 税率 → 外部システムが判断
👉 「その時の法律に応じて自動変更」出来るようにしています。
👉 日本は
→ レジ側・商品側に税ロジックが入りがち
(これはどっちの税率になるんだ?とか繊細)
なんだかんだ現場も感情論にもなりますよね。(私だけかな)
👉 海外は
→ 税は税で独立して分業的な感じ?
ドライで現場に混乱が少ない
② 海外は税務ソフトが超強い
海外では
- 税計算専門サービス(SaaS)が普及
例:
- Avalara(アメリカ)
- TaxJar など
👉 レジやECは
そのサービスに聞くだけという全く他力本願的な?(ちょっとちがうか)
でも完全に人のお仕事ってかんじ。おまかせしている感じ。
👉 だから
税率変更=
サービス側を更新すればOKなんです。
全てはサービス側が責任を持ってくれる。
企業やお店側は責任を持たないんですって。
(しらんけどそうらしい)
③ 海外企業は“変化に慣れている”
ここも大きいです👇
海外は
- 州ごとに税率違う(アメリカは有名ですよね)
- 商品ごとに細かく違う
- 頻繁に変わる
👉 だから結構変わるのが普通
- システムも
- 運用も
もともと変化前提で作ってるのが大きな違いかもしれません。
人も変化に慣れちゃってる。
(日本とは意識が違いますね)
それでも大変なのは同じ
でも 海外も大変なところもあるらしいですけどね
例えば
- ドイツの減税時
👉 小売・飲食はかなり混乱したらしい
理由👇
- 価格表示変更
- レシート変更
- 会計処理変更など
どっちにしろ大変な事はそれなりにあるらしいのですけどね

いかがでしたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本の消費税減税が簡単にできない理由が実は大企業の”効率化”にあったとは。
何でもかんでも効率化を考えて良い方法だと思ったのに。
でもそれは日本の”固定概念””変わらぬ日常”を前提の上の事なんですね。
だから変更を繰りかえされると”すぐできない”となってしまうんですね。
知り合いからの話のまとめを急いだので読みにくいところがあるとは思いますが、なんとなくこんな感じだな、ということです。
どっちにしても、国民の税金は高いと思うので考えていただきたし、今回の選挙で「消費税減税」を約束したワケですから時間が掛かってもやっていただかなければ、と思うんですけどね。
どうか減税でもなんでも早急に何かしら手を打っていただきたいのは私の切実な願いですね
お忙しい所読んでいただいてありがとうございました。
良い一日を。
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